科学諮問委員会

当社グループは最先端で活躍する製薬業界や大学の専門家の方々と共同し、科学技術に加えて、創薬・開発・商品化戦略などの幅広い分野において助言をいただいています。

製薬業界での優れた経歴と共に、科学者および医師として豊富な経験をもつ。欧州Pfizer社ではシニア・ヴァイス・プレジデント、R&Dヘッドを務め、複数の疾患における治療薬を研究開発段階から上市へと導いた。
2017年から2020年1月まで、英国のAIM市場および米国のNASDAQ市場に上場している国際的なバイオ製薬企業のSummit Therapeutics plc 社においてR&Dプレジデントを務めた。
1997年から1999年まで、独バイエル社の抗感染症治療薬分野ヘッド。2008年から2011年まで、Pfizer社で欧州R&D部門でヘッド・オブ・リサーチ、チーフ・メディカル・オフィサー。2014年から2017年まで、英フランシス・クリック研究所のCOOおよびサイエンティフィック・トランスレーション・ディレクター。
ロンドン大学で生化学の学位を取得し、ロンドンの聖ジョージズ病院で医師登録。英国王立医師会、英国製薬医学会、英国医学アカデミーのフェロー。スウォンジ大学医学部名誉教授、ロンドンの聖ジョージズ病院医学部 トランスレーショナル医療分野で名誉教授。英ウェルカム財団の複数の委員会、英国生物医学カタリスト基金、LEO財団表彰委員会に在籍。
2018年6月より当社独立社外取締役。

1973年 ロチェスター大学 理学士号(科学)

1978年 コロンビア大学 博士号(有機化学) 

1979年 ウィスコンシン大学マディソン校 理学部 フェロー 

コロンビア大学ギルバート・ストーク教授のもとで博士号取得、ウィスコンシン大学マディソン校バリー・トロスト教授のもとで博士研究員に就いた後、1979年、デラウェア州ウィルミントンのICI Pharmaceuticalsの医薬品化学部門に入社。Zeneca Pharmaceuticalsとしてスピンオフし、Astra Pharmaceuticals との合併によるAstraZeneca社設立以降まで31年間在籍。2010年に退職後、創薬と開発に関する助言を行うPhaRmaB LLCを設立。

複数の作用機序を通じて、様々な疾患の治療法の開発に取り組み、10種類以上の化合物を開発段階まで進めた。キャリア初期にはICIのロイコトリエン拮抗薬のプロジェクトを牽引し、その研究を通して、米国で最初に承認されることとなるロイコトリエン拮抗薬Accolate™を共同発明した。バックアップとなるZD3523を開発し、それをライセンスアウトした後は、ヒト好中球エラスターゼ阻害薬の開発に取り組み、二つの化合物(ZD8321、ZD0892)を臨床開発に進めた。それ以後、ニューロキニン拮抗薬、β-エストロゲン作動薬、γ-セクレターゼ阻害薬、H3拮抗薬、5-HT1B拮抗薬およびNET・DAT再取り込み阻害薬をターゲットとしたプロジェクトに取り組んだ。

特に、ニューロキニン拮抗薬の分野では、肺疾患を対象としたNK1・NK2デュアル拮抗薬(ZD6021およびZD2249)、中枢神経系疾患(CNS)を対象とした選択的NK1拮抗薬(ZD4974)の開発に尽力した。AstraZeneca社での後年、5-HT1B拮抗薬(AZD3783)およびH3拮抗薬(AZD5213)の前臨床開発プログラムを率いた。

200を超える科学論文、プレゼンテーション、特許などを発表しており、コンサルタント、エディター、取締役会メンバーと幅広く活躍している。現在、Bioorganic&Medicinal Chemistry Lettersのダイジェスト・エディター、ハリントンディスカバリー研究所ISC諮問委員、デラウェア大学化学生化学部客員教授などを兼務。

2004年のゴードン会議(メディカルケミストリー)、2016年の第17回Tetrahedronシンポジウムで議長を務めたほか、ACS MEDI実行委員を6年間、デラウェア・セクションACSのカロザーズ賞委員会委員長を8年間、キーストーンシンポジウムの科学諮問委員を9年間務めた。 AstraZeneca社では、会社経営に加え、研究者として上級主任研究員に昇進。

AstraZeneca社退職後、2010年にアストラゼネカ・エクセレンス・イン・ケミストリーアワード・シンポジウムで優秀な講演者に選ばれる。2011年、ACS医薬品化学栄誉殿堂に指名され、2018年にはアメリカ化学協会のフェローに任命。

MB、PhD、FRCP(英内科専門医)、FRCPsych(英精神科医)、FMedSci(英国医学院フェロー)。英オックスフォード大学および英ロンドンの王立聖バーソロビュー病院で研修後、王立ベスレム病院およびモーズレイ病院で精神科医として経験を積む。1999年に精神医学分野の教授としてケンブリッジ大学に移り、現在同大学ウルフソン脳イメージングセンターのディレクターおよび精神医学部門ヘッド。Cambridgeshir&Peterborough NHS Foundation Trustの名誉コンサルタント精神科医および研究開発ディレクター。2005~2019年まで、グラクソスミスクライン社で実験医学部門ヴァイス・プレジデントを務めながら、ケンブリッジ大学アデンブルック病院内に組織されたケンブリッジ・クリニカル・ユニットを運営、その後は近著『The Inflamed Mind』に記されている通り、免疫精神医学に注力。これまで500以上の科学論文を発表、脳ネットワーク・サイエンスや脳イメージングに関する記述が多く引用されている。英国王立内科医協会フェロー、同精神科医協会フェロー、および同国医学アカデミーフェロー(2018年よりTreasurer)に選出。

分子生物学者、生物物理学者であり、タンパク質結晶学への貢献に功績。初めて膜タンパク質の構造を解明。

細菌に存在する集光性タンパク質であるバクテリオロドプシンのX線解析によりヘリックス構造を解明。その後、神経科学者のナイジェル・アンウィンと共同で、電子顕微鏡を用いた細菌細胞膜内のヘリックス三次元配列を解明し、 生体分子の有力な研究手法の先駆けとなった。この研究モデルはネイチャー誌に掲載された。

1973年よりケンブリッジのMRC分子生物学研究所に勤務、1996年~2006年、同研究所ダイレクター。ヘプタレス社(現在そーせいグループ子会社)創立時の研究員の一人。主な受賞歴は、1999年 グレゴリー・アミノフ賞、1993年 Louis-Jeantet医学賞、2017年 「溶液中の生体分子を高分解能で構造決定できるクライオ電子顕微鏡法の開発」によりノーベル化学賞。

医薬品化学コンサルタント。スミスクライン&フレンチ社、メルク・シャープ&ドーム社、米ワイス社、AstraZeneca社、グラクソスミスクライン社を含む大手製薬会社で35年以上の経験をもつ。2014年より製薬会社、スタートアップ企業、学術機関に助言を行う。AstraZeneca社(1997-2011)では、英チャーンウッドの研究所で医薬品化学部門ヘッドを務めた他、同社グローバル化学フォーラムを率いて、化学的戦略の責任を担った。心血管、神経科学、呼吸器、炎症疾患において、創薬に貢献する。特に化合物の品質に強い関心を持ち、2014年に欧州医薬化学連合(EFMC)よりNauta賞を受賞。ケンブリッジ大学でPhDを取得、ノッティンガム大学で名誉教授を務める。

英ケンブリッジ大学元物理学欽定教授および元医学部長として、生物医学部キャンパス創設の大きな動力となる。主な研究領域は肺の免疫学と血管疾患。メルク社研究所のメディカル・アドバイザー委員会メンバー、アマシャム社のサイエンティフィック・アドバイザリー・ボード議長、2005~2016年にはグラクソスミスクライン社研究開発部門のシニアコンサルタントを務める等、幅広い経験を持つ。バイオテクノロジー分野では、Celltech社、Cambridge Antibody Technology社、Cantab社に在籍。1995年に王立協会フェローに選出、医学アカデミーにおいて、ファウンダー・フェローおよびセカンド・プレジデントとなる。1993年、医学への功績によりナイト爵受勲。2018年、医学の発展への功績が認められ、大英帝国勲章第一位受勲。

1989年インペリアル大学で生物学(優等学位)、1992年オックスフォード大学で免疫学(博士)取得後、米国立衛生研究所でロナルド・ジャーメイン博士と共に博士研究員として勤務。1998年に帰英し、Imperial Cancer Research Fundで後のCancer Research UKのLondon Research Instituteとなる研究グループを立ち上げる。2015年London Research Instituteがフランシス・クリック研究所に組み込まれ、現在はアシスタントリサーチディレクターおよびシニアグループリーダーとして、免疫生物学研究室を率いる。また、インペリアル大学医学部で免疫学領域の教授、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンおよびキングス・カレッジ・ロンドンで名誉教授を務める。

中心研究領域は感染感知、がん、組織損傷におけるメカニズム。RNAウイルス、菌類、死滅細胞固有の免疫感知に関わる経路や細胞を明らかにしてきた。科学的貢献が広く認められ、トムソン・ロイター引用栄誉賞に選出されている。BD Biosciences Prize of the Eusropean Macrophage and Dendritic Cell Society(2002年)、the Liliane Bettencourt for Life Sciences Award(2008年)、the Award for Excellence in Basic/Translational Research from the European Society for Clinical Investigation(2011年)、the Louis-Jeantet Prize for Medicine(2017年)受賞。王立学会フェロー(2019年選出)、医学アカデミーフェロー(2006年選出)、欧州分子生物学機構メンバー(EMBO、2006年選出)、2009年には母国ポルトガルで同国政府よりOfficer of the Order of Sant’Iago da Espadaの称号を受勲。

製薬業界の革新的な神経科学分野における治療法の研究開発において30年以上の経験をもつ。Eli Lilly社で科学者および神経科学研究部門のリーダーとして20年、メルク・アンド・カンパニーで神経科学研究・治療領域チームリーダーとして12年在籍。

神経科学研究部門のヘッドとして在籍したメルク社では、自身のグループでアルツハイマー病、パーキンソン病、疼痛・頭痛、統合失調症の革新的なファースト・イン・クラスの治療薬パイプラインを構築した。同社神経科学研究部門は大きく成長し、ファースト・イン・クラスの不眠症治療薬であるオレキシン受容体拮抗薬スボレキサント(ベルソムラ)を上市、片頭痛の治療および予防薬候補であるファースト・イン・クラスの経口型CGRP拮抗薬ubrogepantとatogepantを創出し、現在Allergan社が試験登録を進めている。

科学者として、200以上の論文を発表(19,000以上の被引用)、アメリカで15の特許を取得。神経伝達物質興奮性アミノ酸のひとつであるグルタミン酸の病態生理学・薬理学・治療学的研究において多大な貢献を行ってきたことで知られる。20以上のファースト・イン・クラスの精神・神経系疾患候補薬の創薬および臨床試験入りに関して主導的な役割を担う。2002年、精神医学におけるグルタミン酸受容体の実験治療に関する研究が認められ、Pharmacia / ASPET Award for Experimental Therapeutics受賞。

ノースダコタ大学で薬学(学士号)、ウェストバージニア大学で薬理学および毒性学(博士号)を取得。

インペリアル・カレッジ・ロンドンの英国国立心肺研究所の客員教授、同大学コンフィデンス・イン・コンセプトプログラムを率いる。細胞生物学者。グラクソスミスクライン社で呼吸器疾患におけるヴァイス・プレジデントおよび生物学領域ヘッドを務めた後、インペリアルで勤務を開始。また、英国医学研究会議(MRC)の技術移転会社MRC Technology社(現LifeArc社)で4年間、CEOとしてMRCの研究活動の商業化に携わる他、へプタレス社のようなスピンアウト企業の創立のサポートを行う。これまでに多数のベンチャーキャピタル企業のアドバイザーを務め、現在は豪ライフサイエンス系ベンチャー企業への投資を行うBrandon Capital Partners社のベンチャーパートナー。複数のバイオテクノロジー企業でボードメンバーを務めてきた。1981年、ノッティンガム大学でPhDを取得、ロザンナ大学およびリバプール大学で博士研究員を経験後、1986年グラクソスミスクライン社に入社。

 膜タンパク質生化学者。英国立MRC分子生物研究所(LMB)に在籍。GPCRの構造決定を目的とした立体構造の熱安定化利用の先駆者。2007年、この技術を基盤としてへプタレス社(現そーせいグループ子会社)を共同創立。近年では、研究所において小さなGタンパク質を開発し、X線結晶構造解析とクライオ電顕を用いた単粒子解析により活性結合状態のGPCR構造解析を進めている。ブリストル大学でPhDを取得(1989)後、1992年にLMBへ移るまでケンブリッジ大学の生化学部で研究を行った。2019年、The British Biophysical Society(BBS)の名誉会員に選出。

Tullgren Counsulting Ltd(英)のオーナー兼社長。現在、複数の未公開および上場バイオテク、製薬企業や未公開株式投資会社におけるコンサルタント、アドバイザーの他、Biotoscana Investments 株式会社(ルクセンブルク)およびBranding Science株式会社(英)の取締役、Xrane Biopharma株式会社(スウェーデン)の取締役会長を務める。ヘルスケア、製薬業界で30年以上のグローバルな経験をもつ。1996~2017年までブリストル・マイヤーズ スクイブ社に在籍し、アメリカ、ドイツ、フランス、英国、北欧エリアでシニアリーダー職を務める。2014~2017年、同社のインターコンチネンタル・リジョン(ラテンアメリカ、中国、中東、ロシア、中央・東ヨーロッパおよびアジア)の社長を務め、40か国以上、4,000人の従業員、25億米ドルを超える収益の全責任を負う。

ウプサラ大学(スウェーデン)で修士号(薬学)を取得。