私たちのサイエンス

高い創薬技術

当社グループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)の安定化技術で世界をリードしています。この技術で、標的とするGPCRに独自の構造学的洞察を加えることが可能となり、構造ベース創薬(SBDD)を用いて、薬理学的に最適化された新規薬物をデザインする能力およびノウハウを得ることができました。また、このアプローチにより、物理化学的特性に優れ、安全性と有効性が改善された候補薬を見出し、臨床開発の中止率を低減する可能性も生まれました。

当社グループの成功は二つのシンプルな戦略に基づいています

  1. 詳細に解析され、十分にバリデートされた生体内経路のみを標的にする — 治療効果を生む可能性が高まります。
  2. GPCRを適切な立体構造で安定化するという独自の技術を最大限に活かす — 種々の疾患において医薬品標的を最も多く供給しているタンパク質ファミリーであるGPCRに対して、初めて構造学的洞察(SBDD)を加えることが可能となりました。

当社独自のアプローチにより、幅広い開発初期段階のパイプラインを創出し、いくつかの新規候補薬で世界の大手製薬企業との提携を実現しています。