提携パイプライン

提携パイプラインには、当社グループが同定した化合物を、GSK やNeurocrine社などの大手製薬会社へ導出し、さらなる開発を進めているプログラムや、アッヴィ社、ジェネンテック社、武田薬品、ファイザー社などとの提携プログラムが含まれます。当社の提携パートナーは、当社がSBDDプラットフォームを用いて見いだした複数の候補薬の開発を行っています。このような主要な製薬企業と連携に至ったことは当社のGPCRの技術およびSBDDプラットフォームの可性能が評価されたということと同時に、前払い一時金やマイルストン等の多様な収益源の確保にもつながります。

また提携パイプラインには、利益とリスクを共有する共同開発も含まれます。

導出プログラム

第1相

CCR6拮抗薬

試験薬剤名: PF-07054894

適応: 炎症性腸疾患

モダリティ: 低分子薬

提携企業:


2015年、当社グループは、Pfizer社との間で、Pfizer社が選択した複数の治療領域における最大10種のGPCR標的に関する新規医薬品の開発に係る戦略的提携契約を締結しました。選択された標的は、それぞれの疾患への重要な治療介入点として、既に確固とした臨床的、生物学的検証がなされておりますが、従来の創薬アプローチでの探索は大変困難であると確認されていました。そのためこれまでの医薬品は効果が不十分か、未承認という状況でした。

提携開始以降、当社グループはStaR®タンパク質、X線構造解析、リード分子薬導出や新たな知的財産権取得など、複数の成果を生み出してきました。

+ 臨床試験

 

+ プレスリリース

第1相

MC4 拮抗薬

試験薬剤名: PF-07258669

適応: 拒食症

モダリティ: 低分子薬

提携企業:


2015年、当社グループは、Pfizer社との間で、Pfizer社が選択した複数の治療領域における最大10種のGPCR標的に関する新規医薬品の開発に係る戦略的提携契約を締結しました。選択された標的は、それぞれの疾患への重要な治療介入点として、既に確固とした臨床的、生物学的検証がなされておりますが、従来の創薬アプローチでの探索は大変困難であると確認されていました。そのためこれまでの医薬品は効果が不十分か、未承認という状況でした。

提携開始以降、当社グループはStaR®タンパク質、X線構造解析、リード分子薬導出や新たな知的財産権取得など、複数の成果を生み出してきました。

+ プレスリリース

第1相

GLP-1作動薬

試験薬剤名: PF-06954522

適応: 代謝性疾患

モダリティ: 低分子薬

提携企業:


2015年、当社グループは、Pfizer社との間で、Pfizer社が選択した複数の治療領域における最大10種のGPCR標的に関する新規医薬品の開発に係る戦略的提携契約を締結しました。選択された標的は、それぞれの疾患への重要な治療介入点として、既に確固とした臨床的、生物学的検証がなされておりますが、従来の創薬アプローチでの探索は大変困難であると確認されていました。そのためこれまでの医薬品は効果が不十分か、未承認という状況でした。

提携開始以降、当社グループはStaR®タンパク質、X線構造解析、リード分子薬導出や新たな知的財産権取得など、複数の成果を生み出してきました。

+ プレスリリース

第2相

ムスカリン M4受容体作動薬

試験薬剤名: NBI-1117568 (HTL0016878)

適応: 統合失調症・その他の精神神経疾患

モダリティ: 低分子薬

提携企業:


HTL0016878はファースト・イン・クラスの低分子薬で、経口投与が可能なムスカリンM4受容体の選択的作動薬です。アルツハイマー病に随伴する神経行動学的症状に対する有力な新規治療薬として開発が進められています。HTL0016878は現在処方されている抗精神病薬とは異なる機序によって作用するように設計されています。その高い選択性により、以前の非選択的ムスカリン受容体作動薬の安全性プロファイルを改善できる可能性があります。

2021年1月、ムスカリン作動薬プログラムのグローバルな研究開発権・販売権が導出先のアッヴィ(旧Allergan社)より当社グループに返還されました。2021年11月、当社グループはNeurocrine Biosciences, Inc.と統合失調症、認知症およびその他の精神神経疾患治療薬の開発を行うことを目的とした、新規ムスカリン受容体作動薬に関する戦略的研究開発提携およびライセンス契約を締結しました。

+ 臨床試験

+ プレスリリース

第1相

ムスカリン M4受容体作動薬

試験薬剤名: NBI-1117569

適応: 神経疾患

モダリティ: 低分子薬

提携企業:


NBI-1117569 はムスカリン M4 作動薬(M4-preferring agonist)として、神経・精神疾患の経口治療薬となることが期待されており、当社グループの構造ベース創薬を用いて見出されたものです。

+ プレスリリース

第1相

ムスカリンM1/M4デュアル作動薬

試験薬剤名: NBI-1117570

適応: 神経疾患

モダリティ: 低分子薬

提携企業:


本化合物は、AbbVie社(旧Allergan社)との提携で、アルツハイマー病やその他の神経疾患による認知機能障害や、神経行動学的症状を対象に研究開発を進めてきました。

2021年1月、ムスカリン作動薬プログラムのグローバルな研究開発権・販売権が導出先のAbbVie社より当社グループに返還され、同年11月、当社グループはNeurocrine Biosciences, Inc.と統合失調症、認知症およびその他の精神神経疾患治療薬の開発を行うことを目的とした、新規ムスカリン受容体作動薬に関する戦略的研究開発提携およびライセンス契約を締結しました。

 

+ プレスリリース

前臨床

ムスカリン M1受容体作動薬

試験薬剤名: NBI-1117567

適応: 神経疾患

モダリティ: 低分子薬

提携企業:


NBI-1117567 はムスカリン M1 作動薬(M1-preferring agonist)として、神経・精神疾患の経口治療薬となることが期待されており、当社グループの構造ベース創薬を用いて見出されたものです。ニューロクライン社は NBI-1117567 の第Ⅰ相臨床試験を 2024 年に開始すると発表しています。

 

+ プレスリリース

 

第1相

GPR52 作動薬

試験薬剤名: HTL0048149

適応: 統合失調症

モダリティ: 低分子

提携企業:


GPR52受容体は、脳内、特に線条体や前頭前皮質に高発現しているオーファンGタンパク質共役受容体(GPCR)であり、様々な神経疾患や精神神経疾患の新たな治療標的となる可能性があります。

当社は、StaR®技術と構造ベース創薬(SBDD)プラットフォームから得られた独自の知見を活用して、選択的GPR52受容体作動薬およびモジュレーターのポートフォリオを開発し、その最も先行している開発品であるHTL0048149の臨床試験を2023年に開始しました。

 

+ プレスリリース

2024.03.11 統合失調症の全症状を治療対象としたファーストインクラス治療薬の共同開発に関する新規提携のお知らせ

2023.07.03: 統合失調症のファーストインクラス治療薬候補であるGPR52受容体作動薬 HTL0048149の第1相臨床試験における最初の被験者への投与のお知らせ

 

前臨床

GPR35 作動薬

試験薬剤名: GSK4381406

適応: 炎症性腸疾患・消化器免疫疾患

モダリティ: 低分子薬

提携企業:


2020年12月、当社グループは、GlaxoSmithKline plc.とグローバルな研究開発提携およびライセンス契約を締結しました。本契約は、世界中の何百万人もの患者の深刻なアンメットニーズが存在する炎症性腸疾患(IBD)およびその他の消化器免疫疾患において、遺伝学的に関連するオーファンGタンパク質共役受容体(GPCR)であるGPR35受容体に対する選択的経口低分子作動薬の創薬および開発を対象としています。

+ 臨床試験

+ プレスリリース

創薬

ジェネンテック社との提携

適応: 複数の治療領域

モダリティ: 低分子および/または生物学的製剤

提携企業:


2019年、当社グループは、ジェネンテック社との間で、広範な疾患領域における複数のGPCRターゲットに対する新規医薬品(低分子および/またはバイオ医薬品)の開発について、ジェネンテック社と共同研究およびライセンスに関する提携契約を締結しました。ジェネンテック社が選定したこれらのGPCRターゲットは、広範な疾患の新たな作用部位として高く期待されるものです。

+ プレスリリース

創薬

武田薬品との提携

適応: 消化器系疾患および複数の治療領域

モダリティ: 低分子および/または生物学的製剤

提携企業:


2019年、当社グループは、武田薬品との間で、同社の選定する複数のGPCRターゲットに作用する低分子およびバイオ医薬品を含む新規医薬品の研究開発・製品化に関する戦略的提携契約を締結したことを発表しました。選定されたGPCRターゲットは、広範な疾患の新たな作用部位となるものです。本提携では、当初、良い治療薬の出現が高く望まれている消化器系疾患に注力しますが、本契約ではその他の疾患へも対象を拡大する予定です。

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創薬

アッヴィとの提携

適応: 炎症性疾患・自己免疫疾患 (複数ターゲット)

モダリティ: 低分子

提携企業:


当社グループは2020年、アッヴィと独占的創薬提携及びライセンス契約のオプションに関する契約を締結しました。この提携により、アッヴィが選定したGタンパク質共役受容体(GPCR)ターゲットに作用する新規医薬品の研究開発と商品化を目指し、当面は炎症性疾患及び自己免疫疾患を標的とする新規低分子の創薬に注力します。

2022年8月、2020 年に締結した最初の提携に続く2 件目の戦略的提携を締結。

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創薬

イーライリリー社との提携

試験薬剤名: 非開示

適応: 糖尿病・代謝性疾患

モダリティ: 低分子

提携企業:


2022年12月、当社グループは、グローバルなバイオ医薬品企業である Eli Lilly and Company(以下「イーライリリー社」)と新規創薬提携契約を締結しました。

本提携は、当社グループの StaR®技術および構造ベース創薬(SBDD)プラットフォームと、イーライリリー 社の医薬品開発、商業化、加えて糖尿病・代謝性疾患における専門知識を活用するものです。当社グループは、イーライリリー社が選定する複数の GPCR ターゲットに対して、研究開発・商業化に向けた、選択性の高い新規の低分子ヒット化合物の創出に注力します。本契約に基づき、当社グループは、契約一時金 37 百万米ドル(約 5,013 百万円1)を受領し、さらに開発・販売に応じた最大 694 百万米ドル(約 940 億円 1)のマイルストンに加えて、段階的ロイヤリティを受領する権利を有しています。

 

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共同開発 / 収益分配型プログラム

前臨床

CXCR4 mAb

試験薬剤名: KY1051

適応: がん免疫

モダリティ: モノクローナル抗体

提携企業:


2016年、当社グループとKymab社(現Sanofi)は、主にがん免疫療法の領域において複数のGPCRを標的とした新規抗体薬の研究開発ならびに商業化に関する戦略的提携を締結しました。

GPCRは自然免疫系および適応免疫系の細胞に広く発現しており、細胞の遊走運動や腫瘍周辺への動員、活性化、生存延長、増殖や分化の調整において主要な役割を果たしています。また、GPCRは新規がん免疫抗体治療薬の標的となり得る、重要なチェックポイントに関与していることが知られています。

本提携によって、当社グループはStaR® 基盤技術を活用して、両社が選択した複数のGPCRを標的として、安定化した抗原を作製します。Kymab社(現Sanofi)はIntelliSelect™ と呼ばれるトランスジェニックプラットフォームを使用して、これらの抗原による免疫に反応して抗体を作製します。画期的な製品を臨床に進めるために、両社が相補的に有しているスキル、リソース、開発力を活かして有望なリード抗体の開発を共同で進めます。本提携において各抗体の研究開発は共同で行い、開発コストは両社で負担します。

KY1051は、免疫系と腫瘍の微小環境を調節するのに重要な役割を果たすケモカイン受容体であるCXCR4に結合する抗体です。 KY1051は、CXCR4とそのリガンドCXCL12との結合を中和します。これにより、さまざまな悪性腫瘍における免疫チェックポイント療法と組み合わせた治療が可能になると考えています。

Sanofiは、2021年4月にKymab社の買収を完了し、免疫系の重要な制御因子であるOX40Lを標的とする完全ヒト型モノクローナル抗体KY1005をパイプラインに追加したことを発表しました。

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創薬

PAR2 ペプチド治療薬

適応: 炎症

モダリティ: ペプチド

提携企業:


2017年、当社グループはペプチドリーム社との間で、炎症性疾患の治療において重要な役割を持つGPCRの一つである、プロテアーゼ活性化受容体2(PAR-2)を標的とする新規治療薬の研究開発・商業化を目的とした、戦略的提携契約を締結しました。

この提携では、両社の持つプラットフォーム、および非臨床・臨床段階における開発力を発揮します。当社グループは、両社が選択したGPCR標的に対して、当社グループのStaR®プラットフォームおよび三次元構造に関する知見を用いた研究を行います。ペプチドリーム社 は、独自の創薬開発プラットフォームシステムPDPS(Peptide Discovery Platform System)の技術を用いて、GPCR標的に対する特殊環状ペプチドを特定し、更なる開発のためにヒットペプチドもしくは低分子薬を最適化します。両社の技術を用いて有望なリード化合物を特定し、両社が有する相補的なスキル、リソース、開発力を活用し、臨床に進めることを目指します。両社は共同で研究開発プログラムを実施し、そのコストを分担し、得られた全ての製品を共同所有します。

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創薬

標的タンパク質分解誘導薬

適応: 消化器疾患

モダリティ: 低分子

提携企業:


2020年12月、Sosei HeptaresとCaptor Therapeutics SAは、GPCR の分解を誘導するメカニズムを持つ新規低分子治療薬を共同で創薬・開発するための戦略的技術提携を締結しました。機能性低分子化合物による標的タンパク質分解誘導薬(Targeted Protein Degradation(TPD)は、タンパク質を分解する人体に本来備わっている自然なプロセスを利用し、病気の原因となるタンパク質を取り除くというアプローチです。このようなタンパク質の選択的分解は、幅広い疾患に対する新しい治療法の開発において、阻害剤や抗体などの従来の薬剤に比べてさまざまな利点があると期待されています。

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創薬

AI創薬(化合物設計)

適応: 神経疾患

モダリティ: 低分子

提携企業:


2021年1月、当社グループは英国の創薬企業であるPharmEnable社と、両社のテクノロジーを応用し、神経疾患でこれまで創薬困難だったGタンパク質共役受容体に対する、新薬創出を目的とした技術提携契約を締結しました。

この提携により、GPCRの完全な構造解析を可能にし、詳細な構造的知見を見いだせる能力および技術的な扱いやすさで定評のある当社グループのGPCR構造ベース創薬プラットフォームと、人工知能(AI)・医薬品化学に基づくPharmEnable社独自の先進テクノロジー(ChemUniverseおよびChemSeek)を融合することができます。これにより、非常に特異性の高い新規リード化合物を特定し、さらなる開発を進めることが可能となります。

PharmEnable社のアプローチとの融合により、従来のスクリーニング方法と比較してより特異性が高い三次元(3D)構造の医薬品候補化合物を見出すことができ、これまでのアプローチでは創薬困難だったペプチド作動性GPCRなどをターゲットとすることが可能になります。

 

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創薬

AI創薬(複数ターゲット探索)

適応: 免疫疾患

モダリティ: 低分子

提携企業:


2021年7月、当社グループはAIおよび機械学習(ML)を応用し、創薬と開発におけるイノベーションに革新をもたらす世界的リーダーである InveniAI社と、新規研究開発提携を開始しました。

本提携の目的は、新薬創出のために AI と ML を用いることで、疾患に関与する免疫調節経路における GPCR の役割について論理的な根拠を見出し、免疫疾患領域における新規治療薬のコンセプトを特定することです。そして、これらのターゲットを SBDD の基礎として活用し、既に市販されている免疫治療薬より反応性が改善された新規化合物を創出することを目指します。

 

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創薬

脳腸軸に基づく標的の探索

試験薬剤名: 非開示

適応: 消化器疾患

モダリティ: 低分子

提携企業:


2022年5月、当社グループは、ニューヨークに本拠を置き腸脳軸に着目した創薬のパイオニアであるKallyope Inc.と、消化器疾患領域における創薬プログラム創出に向け、GPCRターゲットの同定と検証を目的とした戦略的研究開発提携を締結しました。

本提携により、当社グループのGPCRに特化した化合物ライブラリーおよび専門知識と、シングルセル解析、回路マッピングに関する計算生物学、および表現型スクリーニングを組み合わせたKallyope社の革新的な脳腸軸におけるプラットフォームを活用します。これにより両社は、新規の消化器疾患治療薬ターゲットとなるGPCRの優先順位付けと検証を行い、これらのターゲットに作用する新規低分子化合物の開発を進めます。

 

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創薬

AI創薬(複数ターゲット検索)

適応: 免疫疾患

モダリティ: 低分子

提携企業:


2022年1月、当社グループはAlphabet傘下のプレシジョン・ヘルス企業であるVerily社と戦略的研究開発提携を締結しました。本提携では、Verily社の持つ免疫プロファイリング能力と、当社グループの持つGPCR構造ベース創薬技術を集約します。

Verily社独自のImmune Profilerは、Verily社の研究所で行われる免疫細胞の精密な表現型の分析と、それらの膨大なデータを処理する高度なコンピュータ技術を組み合わせた、未だ十分に解明されていない免疫機能の全体像を解き明かす、次世代の免疫解析プラットフォームです。本プラットフォームは、免疫機能を調節し、疾患を改善する可能性のある創薬ターゲットとして有望なGPCR の特定に利用され、今後、当社グループが有する世界最先端のStaR®(安定化受容体)技術と構造ベース創薬に関する専門知識を活用して、創薬ターゲットとして有望なGPCR の優先順位を明確化し、さらなる開発または導出のためのリード化合物の創出を目指します。

 

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アセット特化企業(共同投資)

第1相

mGlu5 NAM

試験薬剤名: HTL0014242(TMP-301)

適応: 物質使用障害・不安障害

モダリティ: 低分子薬

会社:


HTL0014242は神経性疾患の治療薬として当社グループが創薬した低分子薬で、代謝性グルタミン酸受容体(mGlu5)に強力かつ選択的に作用するネガティブアロステリック調節因子(NAMs)です。

2020年11月、当社グループはTempero Bio社とHTL0014242の全世界における独占的な開発・販売権に関するライセンス契約を締結しました。Tempero Bio社は、HTL0014242を含むmGlu5NAMプログラムの開発を行うために、Aditum Bio社が当社グループと共同で設立した新会社で、今後Aditum Bio社がTempero Bio社に対して資金提供を行います。本契約の条件に基づき、Tempero Bio 社は、GPCR 構造ベース創薬(SBDD)プラットフォームを活用して、HTL0014242 を含む、強力で経口投与が可能 な代謝型グルタミン酸受容体 5(mGlu5)NAM のポートフォリオに関するグローバルでの独占的権利を取得し、まずは物質使用障害及び不安障害での開発が進む予定です。開発候補品 HTL0014242 の開発コード名は今後 TMP301 に変更されます。

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+ 記事・掲載論文  (英語のみ 一部日本語あり)

前臨床

OX2作動薬(経口)

試験薬剤名: ORX750

適応: ナルコレプシー

モダリティ: 低分子薬

会社:


2019年2月、当社グループとMedicxi社によって設立されたOrexia LimitedおよびInexia Limitedからなる新会社Orexia Therapeutics Limited(以下、「Orexia社」)は、Centessa社に統合されました。 Orexia社は、構造ベース創薬を用いて、経口および経鼻投与によるオレキシン受容体作動薬を開発しています。これらの作動薬はナルコレプシー1型の治療を目指しており、オレキシン産生ニューロンの脱落の基礎病理、および日中の過剰な眠気を特徴とする他の神経障害に直接作用する可能性があります。

Orexia社は、高度に検証されたプログラムを前進させるために設立されたアセット特化型医薬品企業、CentessaPharmaceuticalsの子会社です。

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