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開発

SBDDによるGLP-1/GLP-2デュアルアゴニストペプチドHTL0030023の同定と特性評価

By Rie Suzuki | Mar 29, 2022

Sosei Heptaresトランスレーショナル・サイエンス部門ディレクターの鈴木理恵長は、ACS Spring 2022において新規GLP-1/ GLP-2アゴニストであるHTL0030023のデザイン戦略および薬力学評価についてポスター発表しました。 

 

要旨

  • グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)およびグルカゴン様ペプチド-2(GLP-2)は、プログルカゴン由来のペプチドであり、栄養摂取に応答して腸内分泌細胞から放出される。
  • SBDDを用い、GLP-1およびGLP-2受容体に薬理活性を有する新規ペプチドアゴニストを設計し、二重薬理作用を有するペプチドが栄養吸収および腸管機能に有益であるとの仮説を検証しまし、 HTL0030023は、臨床用GLP2製剤であるteduglutideと比較して、薬物動態学的および薬力学的特性が改善されていることが示された。
  • HTL0030023のユニークな薬理作用は、短腸症候群や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)などの代謝性疾患を含むいくつかの疾患に対する治療機会を提供する可能性がある。

 

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